訪問歯科とは?

高齢者の方が気をつけたい誤嚥性肺炎って?
内閣府の発表によると、平成27年の65歳以上の高齢者の死因の第3位に肺炎が入っています。また、肺炎で亡くなる方のほとんどが高齢者です。肺炎の中でも、高齢者の死因となる誤嚥性肺炎は、口の中にいる細菌が誤って唾液と一緒に気管に入り、肺に感染する病気です。
高齢者では、唾液の分泌量の減少や歯周病によって口の中の細菌が増えやすくなっています。飲み込みなどの口腔機能も低下しており、細菌に対しての身体の免疫力の低下もみられるので、誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。そのため、適切な口腔ケアや虫歯や歯周病の治療、食べる・話す機能の維持のために入れ歯や歯のチェックと調整、マッサージ、リハビリテーションなどを定期的に行うことが必要とされるのです。
高齢者に限らず、脳梗塞や脳出血などの病気の後遺症で食べる・飲むことが障害されている方も同様の口腔機能の低下がみられます。
ご高齢の方に限らず、病気などで身体に不自由があり、歯科に通院できない方もご相談ください。

